ゾニサミド 効果は

犬猫へ投与する用量は

ゾニサミドの効果と投与する薬の用量について

ゾニサミドは、商品名・ゾニセップやエクセグランにも含有されている有効成分で、このゾニサミドの働きにより、脳の神経の過剰な興奮を抑制し、興奮による刺激を周囲に伝わりにくくします。

ゾニサミドはこの脳の興奮を抑えることで、てんかん発作を起こさないように予防することや、てんかんを治療することに優れた働きをします。

ゾニサミド投与で期待できる効果は?

ゾニサミド 犬と猫へも効果

ゾニサミドは、人と同じように犬や猫のにも処方頻度の多い代表的な抗てんかん薬です。有効な発作型の範囲が広く、部分発作、全般発作を問わず、さまざまなタイプのてんかんに有効です。とくに部分発作に優れた効果を発揮します。

日本においてゾニサミドは、部分発作(単純部分発作、複雑部分発作、二次性全般化強直間代発作)、全般発作(強直発作、強直間代発作、非定型欠神発作)、混合発作への併用または単剤治療薬として認められています。

ゾニサミドを投与する時の用量は?

◆ 犬の場合
通常ゾニサミドとして、初回の投与量は、体重1kg当たり 5~10mgを1回量とし、1日2回、およそ12時間間隔で経口投与します。

以後、病気の状況により必要に応じて少しづつ増やします。

◆ 猫の場合
通常ゾニサミドとして、初回の投与量は、体重1kg当たり 5mgを1回量とし、1日2回、およそ12時間間隔で経口投与します。

 

■ ゾニサミド 犬猫兼用 25mg/1箱

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●ゾニサミドは、てんかん発作を起こさないように予防のための薬です。また、てんかんを治療にも用いられます。 ●ゾニサミドは、犬や猫の有効な発作型の範囲が広く、部分発作、全般発作を問わず、さまざまなタイプのてんかんに有効。 ●ゾニサミドは、神経細胞の過剰興奮に関わる電位依存性NaチャネルやT型Caチャネルの抑制します。 ●ゾニサミドは、猫の興奮性神経と抑制性神経のアンバランスの是正もします ●ゾニサミドは、フリーラジカル除去作用による神経保護効果もします。